汐留のパナソニックミュージアムで開催中の「イングリッシュガーデン 英国に集う花々」
イギリスにおけるボタニカルアートの歴史が時系列に展示されていて勉強になりました。
これは「オオカンユリ」(バシリウス・レスラーの委託による 1561-1629)
実寸はかなりの大サイズで迫力満点。
次回ロンドンに行く際はぜったいに訪れたいキューガーデン(世界遺産の王立植物園)に所蔵されている多数の植物画の他、植物のデザインが施された工芸品を見ることができました。
★なるほどポイント
・ボタニカルアートの始まりはルネサンス期
・イングリッシュガーデン(英国式庭園)の植物の多くは、大航海時代以来、その新奇な美しさに魅せられたヨーロッパの人々の命を掛けた冒険と探求の結晶として集められたもの。
・植物画(忠実な描写)がさかんに描かれるようになり、その後は調度品や服飾品のデザインにも取り入れられるようになっていった。
・ウェッジウッドの創設者は「種の起源」のチャールズ・ダーウィンの祖父だったということ。両家は親密な関係だった。
もっとじっくり見たくて、本も買ってしまった。
キュー王立植物園所蔵 イングリッシュ・ガーデン―英国に集う花々(大型本)
スチュアート デュラント (著), 大場 秀章 (著), クリストファー ミルズ (著), Stuart Durant (原著)
■公式サイト http://panasonic.co.jp/es/museum/exhibition/16/160116/index.html
■会期 2016/1/16(土)~3/21(日)
■時間 10:00~18:00(最終入場は 17:30まで)
■休館日 水曜日
■会場 パナソニック 汐留ミュージアム
〒105-8301 東京都港区東新橋1-5-1 パナソニック東京汐留ビル4階